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東愛知新聞

東愛知新聞11月30日 本日の新聞紹介

11月30日収穫分

新着ニュース(11月30日付)

フクシマルポ(6) 少年の夢は悪夢に

「明るい未来」奪った原発 双葉町の看板むなしく

双葉町の中心街に架かる、<br>原発の標語が書かれた看板(6月撮影)
双葉町の中心街に架かる、
原発の標語が書かれた看板(6月撮影)
 福島県浪江町の町役場を後にし、車は国道6号を南下していく。しばらくして、東京電力福島第一原発がある双葉町に入った。中心部には、少年が描いた夢を悪夢に変えた看板が架かっていた。
(由本裕貴)

 双葉町は太平洋に面した北東部のごく一部の地域を除き、大半が避難指示解除のめどさえ立っていない「帰還困難区域」に指定されている。
 左手に雑草に覆われたコンビニエンスストアの廃墟が過ぎると、双葉厚生病院の大きな建物が視界に入ってきた。その目の前の大きな交差点を挟んで向かい側、双葉駅方向に視線を向ける。白い横看板に、紺色の文字で「原子力 明るい未来の エネルギー」と書かれている。
 1988(昭和63)年、町が原発の原子炉増設計画の誘致を進める一環で設置したもので、市民に標語を募った。当時、小学校6年の男の子が応募した標語が採用されていた。その後、町役場前にも新たな標語看板が立ち、原発が生み出す明るい未来を表現する言葉が住民の生活を見守り続けた。
 しかし、四半世紀の年月を経た今、看板は人が住めなくなった町でむなしく架かっている。小学生だった男の子は現在39歳。家族と共に県外で避難生活を送っているという。
 今回の取材で同行している一条昌一さん(70)は55歳で退職するまで、原発の南に位置する富岡町の東北電力事業所に勤めていた。会社は違えど、原発の“お膝元”で働いた電力会社のOBとして複雑な思いがある。「もしやのことは常に頭にあったけど、どこかに大丈夫だろうという思いがあった」と話す。
 子どもたちは原発による豊かな未来を信じた。街には東電や関連会社の職員らが行き交い、地元住民も原発による地域の発展を支えた。しかし、原発事故がそれらの「希望」を「絶望」へと変えてしまった。

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