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東愛知新聞

新着ニュース（5月13日付）

三河港に豪華客船　豊橋に「飛鳥２」初寄港

来年３月、三河港豊橋地区に初寄港する
豪華客船「飛鳥２」（撮影・中村庸夫氏）

　豪華客船「飛鳥２」が、三河港豊橋地区に初めて寄港することになった。郵船クルーズのプラン「陽春の熊野・三河クルーズ横浜～新宮～豊橋～横浜４日間」（来年３月１５～１８日）で、きょう１３日から販売が始まる。１７日に寄港する豊橋では伝統の手筒花火が岸壁で行われ、乗船客らを歓迎する。
（中村晋也）

　プランは横浜港発着。新宮で世界遺産の熊野那智大社、豊橋では豊川稲荷（豊川市）の半日観光が盛り込まれている。遠州・龍潭寺など、来年のＮＨＫ大河ドラマに取り上げられる井伊直虎ゆかりの地を訪ねるオプショナルツアーも用意されている。
　飛鳥２は日本郵船が所有し、全長２４０メートル、総トン数５万１４２トンで日本最大のクルーズ船。乗客は約８７０人を定員とし、世界一周、日本一周クルーズなどに利用されている。
　三河港の港湾機能の整備促進などを目指して活動する官民でつくる三河港振興会（会長・佐原光一豊橋市長）などが、初寄港に向けて積極的な誘致を展開。郵船クルーズは「寄港の際の歓迎行事が充実していたことが決め手」（営業企画部）と言い、手筒花火を楽しみにしているという。

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